EU(欧州連合)には以下の二つの認証制度があります。オリーブオイルもこのどちらかの認証を得ているものは、本物のエキストラバージンオリーブオイルの可能性が高いです。(美味しいかどうかはまた別の話しですが…)

IGPとDOPについて

古い歴史をもつヨーロッパ各地には、それぞれの地域の食文化を象徴する食品が数多くあります。EU(欧州連合)には、こうした食品の品質や安全性の保証と生産者の保護のため、2つの認証制度「IGP」と「DOP」があります。

下のの写真はラベルの下部にEU旗をモチーフとした青色と黄色の丸いシンボルマークが付いていますね。これがIGPマークと呼ばれるものです。「IGP」とはイタリア語のIndicazione Geografica Protetta(保護指定地域表示あるいは地理的表示保護と訳されます)の略語です。

もうひとつの制度「DOP」は、「IGP」と同様のマークですが、中の文字が、Denominazione di Origine Protetta(保護指定原産地表示あるいは原産地名称保護)と記載されています。IGPが州のようなやや広い地域の特産品認証であるのに対し、DOPはそれよりも狭い町や村の特産品であることを証明するマークとお考え頂ければよいと思います。

IGP認証マーク
DOP認証マーク

日清oilio

https://www.nisshin-oillio.com/olive/olive08.html

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